伊藤俊太郎 講談社学術文庫1780 2006

学術文庫版への序文
第一講十二世紀ルネサンスとは何か
一はじめに
二十二世紀研究の動機
三十二世紀ルネサンスヘの視角
第二講十二世紀ルネサンスのルートと担い手-
一十二世紀ルネサンスのルート
ニ先駆者(一)尊者ピエール一
三先駆者(二)バースのアデラード
第三講シャルトル学派の自然学・
一自然の合理的探究
シャルトル学派
三シャルトルのティエリ
第四講シリア・ヘレニズムとアラビア・ルネサンス
一ヘレニズム文化の東漸
二シリア・ヘレニズム
三アラビア・ルネサンス
第五講アラビアから西欧へ
一西欧におけるアラビア学術の移入
二十二世紀ルネサンスの開花
三十三世紀の翻訳活動
第六講シチリアにおける科学ルネサンス
一十二世紀シチリア研究の歩み
ユークリッド『与件』の伝承
三『与件」の訳者と『原論』の訳者
第七講ロマンティックラブの成立
一トゥルバドゥールの登場
ニロマンスの淵源
イスラム・スペインからヨーロッパヘ