秋月龍萊 講談社学術文庫1778 2006

まえがき
Ⅰ誤解だらけの仏教
第1章仏教は「無霊魂論」である
第2章仏教は本来葬式・法事に関わらない
第3章仏教は「輪廻」説をどう考えたか
第4章「輪廻」説をどう超えるか
第5章仏教は「無神論」である
第6章「梵我一如」説は仏教ではない
第7章なぜ「梵我一如」説は仏教でないか
第8章正しい仏教は土着思想と対決する
第9章仏教は「神秘主義」ではない
第10章死者を「仏」と呼んではならない
第11章釈迦牟尼は何を悟ったのか
第12章真の仏教学は「三学」の学でなければならない
第13章仏法のスローガン(法印=旗印=要約)
第14章仏性論(如来蔵思想)は非仏説か
第15章「覚り」(覚)の宗教と「救い」(信)の宗教
第16章まとめ仏教は無神・無霊魂論である

Ⅱ新大乗の提唱
第17章後近代(ポスト・モダン)と無我
第18章三学と念仏
第19章「日本的霊性」の展開
第20章「新大乗」を提唱する