ウルズラ・ルッツ/インゲボルク・ノルトマン編 法政大学出版局2006

ノート1 1950年6月-1950年9月
1950年6月
[1]無題(赦し・報復と和解)
[2]人格-自我-性格
[3]「この世に別れを告げぬ間に」---E・デイキンソンの詩)
1950年7月
[4]無題(過去-現在-未来)
[5]思考-行為
[6]感謝はキリスト教的美徳ではない
[7]報復や赦しよりも純粋な怒りのほうが上だ
[8]誰でも現実の与えるショックから逃れようとする
[9]無題(鎚をかけると鉋屑が出る)
[10]政治には2つの基本原理がある
[11]行為と思考・ハイデガー
[12]無題(ヤスパース、教育者)
[13]無題(政治・全体-部分・目的-手段)
[14]「最も盲目なものは神々の子たちだ」(F・ヘルダリーンの詩の1節)
[15]「遊びが何であるかはもう分かった」
[16]「不幸は耐え難いが」(F・ヘルダリーンの詩の1節)
[17]「ひとりぼっちでいることは…」
[18]無題(愛)
[19]ニーチェ・生が約束したこと
[20]無題(愛)
1950年8月
[21]政治とは何か
[22]根元悪
[23]ヤスパースハイデガーのどちらも
1950年9月
[24]プラトン『政治家』263(メロスーゲノス)
[25]法律は完全な統治術の代用にすぎない、というプラトンの確信
[26]プラトン「第7書簡」(行為と助言との違い)
[27]プラトン「第11書簡」(支配者の配慮)[28]正義について・シェイクスピア
[29]政治への2つの全く異なる道が伝えられている
[30]無題(ソクラテス以前のノモス)
[31]プラトン『政治家』268-287
[32]無題(反復-プラトン『法律』957)
[33]無題1プラトンアリストテレスと政治)
[34]プラトン『政治家』292-1205

ノート2 1950年9月ー1951年1月
1950年9月(つづき)
[1]プラトン『法律』第1巻
[2]認識の専制支配
[3]プラトン『法律L第3巻
[4]プラトン『法律』第4巻
[5]プラトン『法律』第5巻
[6]プラトン『法律』第6巻
1950年10月
[7]プラトン『法律』第6巻(つづき)
[8]複数性
[9]誠実
[10]根なし草
[11]プラトン『法律』第7巻
[12]プラトン『法律』第8巻
1950年11月
[13]ニーチェ「あらゆる国家は体制が不備で……」
[14]パスカル「存在に関していくらか有しているため…」
[15]言語の複数性
[16]単数の人問が哲学のテーマで、複数の人問が政治のテーマだとすると
[17]「接触がなくなった」(ハイデガー)
[18]人生行路
1950年12月
[19]真理概念と世界の安全
[20]プラトン以来の哲学者と悟主の類似
[21]「苦労しながら登り来て」(詩)
[22]メタファーと真理
[23]政治における目的・手段のカテゴリー
[24]政治における目的と手段
[25]メタファーと真理
[26]恋愛と結婚
[27]老成
1951年1月
[28]ゲーテ「最高のものは…-」
[29]目的-手段
[30]単数の人間-複数の人問
[31]道徳

ノート3 1951年2月ー1951年4月
1951年2月
[1]目的手段
[2]マルクス・「木材窃盗取締法に関する討論」
[3]無題1判断、判断力)
[4]「何事も時問がかかる」に関するマテイアス・クラウディウスの言葉
[5]政治問題としての地球の人口過剰
[6]情熱が変質して感情となる
[7]「われわれが何者で、どう思われようと」(詩)
1951年3月
[8]複数性について
[9]政治における目的-手段
[10]へーゲル『法の哲学』・思考-行為
[11]権力-全能
[12]政治に対するキリスト教的……哲学的態度
1951年4月
[13]ハイデガーGang durch Sein und Zeit
[14]無題1神世界原因
[15]歴史と出来事
[16]複数性(アウグステイヌス)
[17]自発性(アウグステイヌス)
[18]世界や政治からの離反こそあらゆる政治哲学の基礎
[19]思考と行為
[20]政治の限界現象である全体主義
[21]歴史---ハイデガー
[22]「不正の道」(1)
[23]目的手段マキアヴェリ
[24]無題(不正-行為-罪)
[25]ユダヤキリスト教創造神話と政治的なものの概念
[26]哲学の悪循環
[27]「不正の道」(2)
[28]世界史的(へーゲルとマルクスの違い)
[29]複数性
[30]へーゲル『法の哲学』第5節(意志について)
[31]マルクス・唯1重要な労働概念

ノート4 1951年5月-1951年6月
1951年5月
[1]マルクスと後継者たち
[21愛・感情への愛の変化円
[3]へーゲル『法の哲学』、真理
[4]思考と意志(へーゲル『法の哲学』)
[5]関心(古代人-近代人)
[6]マルクス『政治経済学批判』(存在意識)
[7]マルクス・相も変わらず「人問の行為を導くものは何か」という古臭い問い
[8]精神科学における方法
[9]「測りがたい広さ」(詩)
[10]リルケ晩年の詩から
[11]1951年3月120日ブロッホ死亡
1951年6月
[12]無題(唯1独自のものと普遍的なもの)
[13]「考えが芽生え」(詩)
[14]「来たりて住め」(詩)
[15]生き残る(詩)
[16]ブロツホ没後
[17]自由(心理的に否定的-心理的に肯定的)
[18]自由と出来事
[19]唯物論者たらんとするマルクスの必死の試み
[20]始まりについて(ハイデガー・へーゲル・アウグスティヌス
[21]行為-意志-目的-手段
[22]へーゲルの君主制擁護
[23]精神科学における方法
[24]へーゲルーマルクス

ノート5 1951年7月-1951年8月
1951年7月
[1]へーゲル(意志・目的-手段複数性)
[2]マルクスにおける全体主義的要素
[3]神-神々
[4]存在者全体には独特の階層構造がある
[5]精神科学の方法への問い
[6]アメリカ(「世界を住みやすくするために」1)
[7]労働と製作との本質的アンティノミー
[8]へーゲル・労働
[9]ニーチェ『カヘの意志』
[10]アメリカについて(「世界を住みやすくするために」2)
[11]カント・自已目的
[12]ニーチェ(覚めていること[引用])
[13]無題(愛-赦すこと)
[14]マルクス「恥はすでに革命である」
[15]マルクス資本論』・人間の条件の定義
[16]価値・マルクス
[17]因果的歴史叙述について
[18]無題(歴史叙述について)
[19]哲学者と政治
[20]無題(善と悪)
[21]論理と孤独について
1951年8月
[22]ハイデガーについて(論文「ヘラクレイトス・ロゴスのキーワード)
[23]「時の流れの速さよ」(詩)
[24]アリストテレス政治学』1253a
[25]ソレル「権力-暴力」について

ノート6 1951年9月-1951年11月
1951年9月
[1]3つの視点(世界史的視点、道徳的視点、政治的視点)
[2]目的・手段のカテゴリーで行為を考えると
[3]無題(信仰-愛-希望-政治)
[4]連帯
[5]根元悪と悪事との違い
[6]哲学者たちの誤り
[7]与えられているのは何か(ハイデガー『森の道』・「物」について)
[8]労働における普遍化
[9]無題(地球-宇宙-生命-人問)
[10]「あるがままにすること」
[11]アメリカ・政治的に新しいもの
[12]無題(マルクスヘーゲルニーチェ)
[13]ニーチェの逆転したプラトン主義
[14]われわれはみな「生まれたとき口がきけなかった」
[15]ニーチェのカヘの意志
[16]無題(ニーチェ道徳の系譜』)
[17]行為の判定について
[18]将来の政治の重要な問題について
[19]ニーチェ(『悦ばしい知』・引用と考察)
1951年10月
[20]フォークナー「過去は死ぬどころか」(引用)
1951年11月
[21]ハイデガー「建てる-住む-考える」について
[22]モンテスキュー『法の精神』(第1巻第2章と第3章)

ノート7 1951年2月-1952年1月
1951年11月(つづき)
[1]無題(天才-知識人)
[2]無題(〈間の領域〉を支配する法律)
1951年12月
[3]モンテスキュー『法の精神』
[4]必然的認識の対象による強制(対抗する原理・始まり)
[5]無題(法律の恐るべきところ)
[6]政治哲学における機械仕掛けの神である理性(ホッブズモンテスキュー)
[7]無題(近代における2重の孤独)
1952年1月
[8]グロテイウス『戦争と平和の法』序説
[9]権力(「複数性」の根源現象)
[10]カント(1790年-1796年の著作の読解と注釈)
[11]無題(孤独-孤立)
[12]無題(複数の場合しか考えられない現象としての権力)
[13]カント『永遠の平和のために』(自然状態訪間権国家形態)

ノート8 1952年1月-1952年4月
1952年1月(つづき)
[1]カント(「偉大な芸術家としての自然」について)
[2]哲学者の問では
[3]自由について
[4]シェリング『人問的自由の本質についての哲学的研究』(引用と考察)
[5]正・不正(善・悪との対比)
1952年2月
[6]労働について(ギリシアアリストテレス
[7]モンテスキューの2大発見
[8]無題(権カ-権威-暴力)
[9]無題(自由・必然的なもの-古代・近代)
[10]力について(カントーへーゲルーニーチェーマルクス
[11]経済に規定される歴史過程の「鉄の法則」
[12]労働について(旧約聖書-古代ギリシアキリスト教)
[13]キリスト教修道会の「祈り、働け」
[14]複数性について
[15]trueの2重の意味
[16]「想像力……」(W・ワーズワスの引用)
[17]「多くを得たからだ」(F・ヘルダリーンの引用)
[18]「……と思うのは妄想だ」(H・メルヴィルの引用)
[19]すべては繰り返されるように思われる1私的なこと)
[20]「落下が空中で止まる者にのみ」(詩)
1952年3月
[21]ミルトン『失楽園』(引用)
[22]フォークナー『8月の光』(引用)
[23]イデオロギー=思想の論理
[24]「満ち潮も引き潮もあった2年の間」(詩)
[25]無題(不正が支配する場での行為)
[26]労働について・ユンガー『林道』(引用)
[27]意志について
[28]ハイデガー(「真の転回」)
[29]種々のいわゆる現代的思考(計算-議論-説明)
1952年4月
[30]フランス旅行(詩)

ノート9 1952年4月-1952年8月
1952年4月(つづき)
[1]アナンケーは不可欠なもの(アナンカイア)の女神
[2]マルクス(労働する生物としての人問の定義)
[3]本当に破減的なことは、人間関係を労働者の関係とする定義すること
[4]全体主義的政治における理論と実践
1952年5月
[5]私は1つ(詩)
[6]ギリシア人ほど自由にはなれない
[7]無題(不可欠なもの-アナンカイア-と論理)
[8]啓示宗教の真理
[9]過剰に耐える(詩)
[10]プラトン『国家』(トラシュマコスとの対話)
[11]シモーヌ・ヴェイユ『労働の条件』
[12]ヘンデルメサイア』69
[13]プラトン『国家』(グラウコンの正義への問い)
[14]無題(生産と定義された労働=新式の人民の阿片)
[15]「愛は・--」(ソポクレスーハイデガー)
[16]プラトン『国家』369-372
[17]ハイデガー講義(『思索とは何か』1952年5月30日)
[18]プラトン『国家』371-405
1952年6月
[19]論理(と弁証法)について
[20]ゲーテ「行為者は常に負い目がある」
[21]この地球に住む限り
1952年7月
[22]帝国主義について
[23]「正義の戦争」へのシュミットの反論
[24]ゲーテ(『蟹言と省察』からの引用)
[25]ハイデガーの「ひと」の分析の根本的誤り
1952年8月
[26]複数性について
[27]戦争について
[28]論理について・レーニンについてスターリン
[29]自由について

ノート10 1952年8月-1952年9月
1952年8月(つづき)
[1]無題(ドストエフスキー罪と罰』を例に道徳について)
[2]プラトン『国家』第4巻
[3]プラトン『国家』第5巻(示唆)
[4]思考について(思考-思想・プラトン解釈)
[5]プラトン『国家』第5巻
[6]プラトン『国家』第6巻
[7]プラトン『国家』第7巻・洞窟の比楡(示唆)
[8]プラトン『国家』第8巻(国家形態)
[9]プラトン『国家』第9巻
[10]プラトン『国家』第10巻(デミウルゴス)
[11]プラトンの定言命令
1952年9月
[12]『ザ・フェデラリスト』のマディソン
[13]ルソーの「一般意志」
[14]「法律なくして犯罪なし」
[15]正義の戦争について
[16]「一般意志」について
[17]権力は意志の相関概念ではない
[18]正義は常に「合意」を前提とする
[19]想考と談話

ノート11 1952年9月-1952年11月
1952年9月(つづき)
[1]思考は唯一純粋な活動である
[2]キケロ『国家について』第1巻
[3]キケロ『国家について』第2巻
[4]天才の問題について(ヴァレリー
[5]キケロ『国家について』第3巻
[6]キケロ『国家について』第6巻・スキピオの夢
[7]労働について(キケロ『国家について』第5巻第2章)
[8]ルソー『社会契約論』
[9]思考は不可知なものの領域で起こる
1952年10月
[10]無題(ハイネからの引用・ニュートンの自然説明)
[11]孤立について(リュストウ、ハイデガー)
[12]孤独から孤立への転換(急変)
[13]政治的に不可欠な孤独について
[14]無題(マルクスは労働と歴史を近代的問題だと考えた)
[15]無題(消費、労働、生産)
[16]「日が傾き」(詩)
1952年11月
[17]ブロッホの墓(詩)
[18]無題(個人的回想・ハイデガー)
[19]ランケ.「神の前では人類のあらゆる世代が同等である」
[20]超越が脱落した結果
[21]マルクス(価値概念)
[22]無題(国民経済学のルターとしてのマルクス)

ノート12 1952年11月-1952年12月
1952年11月(つづき)
[1]マルクス・労働と労働力との同1視
[2]へーゲルーマルクス
[3]無題(マルクス・私的所有と労働による疎外)
[4]マルクスーへーゲル
[5]権力と暴力の違い
[6]無題(思想の論理が大衆を捉える)
[7]マルクス
[8]無題(想考と専制)
[9]へーゲル・労働について
1952年12月
[10]神は自分に似せて人問を創った
[11]マルクスの根本的矛盾
[12]「君がいることを望む」(2つの解釈の可能性)
[13]思考について
[14]見捨てられた人々の積極的活動としての追想
[15]権力について(アリストテレスーへーゲルーマルクス
[16]哲学に占める政治の位置
[17]プラトンについて(労働と獲得術)
[18]法律について
[19]行為を行動に解消
[20]へーゲル論理学の決定的なものは推論への判断の解消
[21]政治的意志を支える思考は判断である
[22]ヘラクレイトス断片(B44)
[23]アリストテレス『ニコマコス倫理学
[24]マルクスーへーゲル
[25]「やはり知るよしもない」(詩)
[26]基本的活動の政治的特徴
[27]伝統の糸
[28]歴史について
[29]アリストテレス(市民権)
[30]無題(支配-支配形態・ピンダロス他)
[31]過去は偉大さの次元

ノート13 1953年1月-1953年3月
1953年1月
[1]神話学
[2]政治学者の実験ノート
[3]歴史学政治学との違い
[4]孤独と思考
[5]ローマの伝統概念
[6]生きていることに対する対価は
[7]無題(事物の「本質」は事物であること)
[8](第2次世界大戦以後の)伝統の崩壊
[9]無題(市民として生きる-ポリテウエイン-判断する-クリネイン-)
[10]伝統-宗教-権威
[11]伝統の崩壊(崩壊して初めて過去が深みとして現れる[ハイデガー])
[12]宗教-権威-伝統
[13]カントとへーゲルにおける諸権力の関係
[14]夜警国家
[15]無題(へ-ゲルマルクス[引用])
[16]「絶対的なものの不当な要求」(ハイデガー)
[17]行為における不確実性の要素
1953年2月
[18]歴史家の「職業病」
[19]アリストテレス以来の政治的なものの外見上の逆説
[20]製作活動はすべて観想と暴力にもとづく
[21]無題(財産は人為か自然か)
[22]戦争の問題について
[23]「人問が万物の尺度である」
[24]永遠回帰ニーチェの定言命令
[25]「何者も死ぬ前に偉大ではない」
[26]無題1人間が〈創造的被造物〉-クレアトゥーラ・クレアンス-である証拠としての労働)
[27]19世紀の3つの飛躍(キルケゴールマルクスニーチェ)
[28]所有について
[29]価値-論について
[30]事実は行為の出来事である
[31]無題(製作と技術)
[32]政治的権力(ロック・ホッブズ)
[33]所有権論は完全に誤り
[34]労働には闘争的なところがある
1953年3月
[35]労働について
[36]無題(活動的生活のテーマのキーワード)
[37]死について(住むこととしての生きること)
[38]「星に飾られ、山々は静まり返って」(R・M・リルケ)
[39]理解について
[40]無題(テロルについて)

ノート14 1953年3月-1953年4月
1953年3月(つづき)
[1]ロック『統治論』
[2]政治哲学の唯物論について
[3]プラトン・伝統全体の逆転
[4]プラトン『法律』(第9巻〜第12巻)
[5]目的-手段について・アリストテレス
[6]消費と生産について
[7]無題(欲望は行為を合む)
[8]生起-出来事-事実
[9]アリストテレスにおける欲望について
[10]無題(開始-行為-支配)
[11]モンテスキューについて
[12]奴隷状擦について
[13]アリストテレスと奴隷状態について
[14]「自尊心」
[15]労働について
[16]理解について
[17]理解が創り出すのは意味ではなく深さである
[18]労働-利害関心(マルクスアリストテレス)について
[19]働きかけるとともに受け取る能力としてのテユモス
[20]伝統について
1953年4月
[21]無題(支配-利益-「1般意志」-所有)
[22]共通感覚
[23]へーゲルの歴史哲学について
[24]無題(労働社会-人問の過剰)
[25]モンテスキューの3つの国家形態
[26]尺度について・ハイデガー
[27]根元悪について・ハーマン
[28]尺度について
[29]プラトンイデア論キリスト教的伝統について
[30]製作と使用・労働と消費
[31]産業革命
[32]根元悪はあるが根元善はない
[34]論理と共通感覚
[35]無題(伝統と「キヴィタス」の創設)

ノート15 1953年4月-1953年5月
1953年4月(つづき)
[1]暴力特有の悪はその無言にある
[2]労働について・ヘシオドス
[3]モンテーニュ(思索と孤独・その1)
[4]逆転について(ヒューム)
[5]労働について
[6]モンテーニュ(思索と孤独・その2)
[7]「浪費」のアメリカ的原理
[8]過去と未来の分水嶺としてのマルクス
[9]プラトン・行為(プラッテイン)は真理と無関係
[10]国家に対する社会主義の敵意
[11]歴史学について・その「職業病」
[12]モンテーニュ・「哲学するとは死を学ぶことである」
[13]ハイデガー解釈について
1953年5月
[14]経済的分析の主要な誤謬
[15]価値について--》value《-》valeur《(社会学の開祖としてのマルクス)
[16]無題(労働-過剰-経済システム)
[17]西洋政治哲学の破綻
[18]1神教の政治的意義
[19]社会科学について
[20]孤独について-トーマス.アクイナス
[21]感覚知覚の「無謬性」
[22]プラトンパイドン』(霊魂の不減)
[23]プラトンパイドン』・弁証法・へーゲルによるプラトンの発展
[24]自分の行為についてのソクラテスの政治的弁明
[25]君主制と対比について.ホメロス
[26]マルクスと暴力との関係
[27]「世俗的宗教」について
[28]経済的なものにおけるマルクスの3つの根本的誤謬
[29]「世俗的宗教」という概念の無意味さ
[30]無題(ローマ人の根本経験-ギリシア人の根本経験)
[31]製作(ポイエーシス)と結果
[32]労働(世界からの隔たりと生命との近さ)
[33]ギリシア人の2重の政治経験

ノート16 1953年5月-1953年6月
1953年5月(つづき)
[1]ウェルギリウス『アエネイス』
[2]全体主義的宗教について
[3]愛について7.
1953年6月
[4]労働について・労働の呪いは労苦でなく強制である
[5]イデア論について・プラトン
[6]組織は支配の最も近代的な形態
[7]キリスト教的愛の本来政治的な原理
[8]悪魔について
[9]専制政治と労働社会の関係
[10]国家形態について
[11]無題(ギリシア.ポリスにおける労働)
[12]プラトンゴルギアス』(修辞学-弁論術)
[13]権威の3形態
[14]プラトンイデア論について
[15]プラトンゴルギアス』他
[16]全体主義的宗教について
[17]革命について
[18]労働について(プラトンアリストテレスマルクス
[19]借主制下の墓地の安らぎ
[20]ソフィストの両論
[21]無題(アリストテレス・ロゴスをもつ動物とポリスの動物)
[22]懐疑について

ノート171953年7月1953年8月
1953年7月
[1]ギリシア人と野蛮人の区別
[2]無題(ゲーテの芸術論[引用])
[3]無題(地獄説の政治的起源)
[4]話し合いの4形態
[5]歴史について
[6]無題(ドクサとアゴーン)
[7]無題(「ハイデガー狐の本当の物語」)
[8]ドクサ(J・ブルクハルトによる古諺)
[9]無題(ギリシアの神々の生活は「労苦なし」)
[11]キリスト教的自由は政治からの自由
[11]無題(歴史と歴史叙述)
[12]トクサ(ソクラテスプラトン)
[13]プラクシスと発言について(アリストテレス政治学』)
[14]無題(アリストテレス・文学とプラクシス)
[15]マルクスでは労働が「合理的」になる
[16]アリストテレス『弁論術』第1巻
1953年8月
[17]歴史は本質的に2種類ある
[18]アリストテレス『弁論術』(つづき)
[19]ソクラテスの「自分自身を知れ」の2つの意味
[20]ソクラテスの問いは人々を自已矛盾に陥らせる問いではない
[21]無題(「プラトンより百年前の政治哲学」)
[22]無題(闘争と戦争)
[23]自然科学の支配による歴史の災い
[24]貴族制
[25]無題(へーゲルはもともと、哲学者でなく歴史家)
[26]アリストテレス『弁論術』(つづき)・第2巻
[27]パーレンヴイル(詩)
[28]ローマ(2つのギリシア的経験がローマ人を襲った)
[29]世界史はギリシア人による
[30]私的-公的・私的生活は本来「奪われた生活」である

ノート18 1953年8月-1953年9月
1953年8月(つづき)
[1]ギリシア哲学の終焉としてのプラトンアリストテレス
[2]根源や「始源」と異なる創造
[3]「密度を高めて邪欲から」(詩)
[4]価値について
[5]伝統について(J・ブルクハルト)
[6]支配と労働
[7]奴隷と職人との違い
[8]混合政体
[9]無題(ヘレニズムの重要な遺産)
[10]労働する動物に対応する理性的動物
[11]〈間の領域〉を破減させる愛と暴力の対格的性格
[12]相互理解は〈間の領域〉でのみ
[13]無題(強制と自由を区別する上での近代の困難)
[14]無題(ソポクレス『オイデイプス王』1189-1192についての考察)
[15]政治と詩との関係
[16]無題(ユダヤキリスト教的伝統における殺人)
1953年9月
[17]プラトン『テアイテトス』・ドクサと異なる認識-エピステーメー-)
[18]無題(プラトン『テアイテトス』とアリストテレス形而上学』冒頭)
[19]ヘロドトス・歴史について
[20]ヘロドトス・国家形態について
[21]ケンタウロス(詩)
[22]社会
[23]ローマと伝統
[24]良心
[25]余暇と閑暇
[26]現代政治用語の語源はギリシア語、社会に関する用語の語源はラテン語
[27]トーマス.ペイン『コモン・センス』
[28]キケロ『義務について』(第1巻と第2巻)
[29]孤独抜きに良心はありえない
[30]支配(アルケイン)と行為(プラッテイン)
[31]無題(国家の死減に関するマルクスのテーゼ)
[32]無題(キケロ『義務について』第3巻)